ハイデルベルグ(Heidelberg)社のシリンダー活版印刷機は、
鉄製で機関車のような重厚感がある。
操作をするのは職人技、印刷職人というより、姿はエンジニアです。
50年以上の長い間、現役で動く印刷機であるが、最近、活版印刷の需要の減少と
職人の高齢化で廃業する活版印刷店は後を絶たない。
職人さんと相談をしながら、こだわりのある印刷ができる。
伝えたい気持ちが、印刷物に込められる、
アナログな世界の魅力は、現代の人々の乾いた心にダイレクトにつたわるであろう。
印刷機の音は、リズミカルであり、正確である。
いくつもの工程を経て、
紙の上に文字が載る
インクの臭い、油の臭いが混じる作業場
印刷は、版にインクを付け、紙を乗せ、シリンダーで圧をかけて刷る。
校正刷り、校正、訂正をくり返し、版を仕上げ、
印刷できる完全な版ができたとき、『校了』という。